リズム

今回は全音符、2分音符と8分音符の長さを実際に聴きいてみます。
楽譜には書いて無いですが、メトロノームは4分音符が60です。各小節の頭にはベルの音を入れています。

・全音符とは?
4分音符4つ分の長さの音符です。4/4拍子の場合、これだけで1小節分の長さになります。
楽譜をクリックしてみて下さい。低音で4分音符を、高音で全音符を同時に鳴らします。
4分音符に対して全音符がどれくらいの長さがあるかを聴いてください。

実際のギター演奏では、それなりに速い曲でないと4拍数える前に音が消えてしまうことが多いです。

楽譜再生MP3


・2分音符とは?
4分音符2つ分の長さの音符のことです。多くの場合2拍分ですね。
楽譜低音で4分音符、高音で2分音符

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・8分音符とは?
4分音符の半分の長さの音です。数字でいえば4分音符=1であるなら、8分音符=0.5となります。
別の言い方をすれば、4分音符1つに8分音符は2つ入ります。
楽譜4分音符と8分音符

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さて、ここまでの説明ですべて「4分音符〜個分」という言い方をしました。
実際の曲では速い曲もあれば遅い曲もあります。曲の途中でテンポが変わる場合もあります。
音符の長さが曲によって変わるという事ですが、「〜分の〜拍子」の分母を見ると多くの曲が4分音符です。
つまり4分音符を(速くても遅くても)1拍分、として数えることが多いのです。

4拍子の曲で速い曲なら「1、2、3、4」を早く数えますし、遅い曲ならゆっくり「いーち、にーい、さーん、しーい」という風にゆっくり数えます。
4拍子で速い曲なら「1、2、3」を早く数えます。遅い曲ならゆっくりと数えます。
そしてその4分音符の長さ(速さ)に対して他の音符の長さ(速さ)が決まってくるのです。

次回は今回やったものの複合と、16分音符をやります


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