郡山諸橋近代美術館での演奏の様子
8月9日
東北への旅行を考えていたらギター仲間の野島君から
演奏のお話がありまして行ってきました
福島県郡山会津磐梯にあるサルバトール・ダリのコレクションが
充実しているという美術館
諸橋近代美術館での演奏の様子です
※写真の無断コピーや転載はお断りします
先ずは館長の諸橋英二さんによる挨拶から
美術館の館長さんってひげ生やしたお爺さんのイメージあったんですが
(ベタ過ぎですが)若い方でびっくりしました
今回色々とコーディネイトして頂いた安部さん
福島でギターを練習している方で、大のダリ愛好家
沢山のお客様が集まってくれました
美術館の催し物の一つに過ぎなかったのですが
皆さんとても熱心に聴いてくれまして幸せな演奏会となりました
後ろに磐梯山が見える素敵なロケーションでした
諸橋近代美術館
当日はスペイン文化との交流とのことで
絵と音楽だけでなく料理も振る舞われていました
ダリの付け髭を付けたスタッフさん達
恥ずかしながらこの美術館知らなかったのですが
ダリを専門的にコレクションしている美術館は
ここを入れても世界で3つくらいしか無いそうです
ぜひ郡山会津方面に行くなら訪れてみて下さい
諸橋近代美術館のホームページ
ここからは翌10日に宮城県南三陸町へ行った様子です
ギターとは関係ありませんが、自分として残しておきたかったので載せました
最後まで避難を呼び続けてお亡くなりになった職員さんがいた防災庁舎
見上げるような高さの建物ですが、津波はさらにその上まで到達しました
この防災庁舎について詳しくはこちら
鉄の骨組みがひしゃげている部分があります
津波の力なのか、何かがぶつかったのか分かりませんが凄い力です
こんなになるのでは人間ではひとたまりもありません
防災庁舎付近の様子
下の方で震災以前の街並みの写真を載せますが、この辺りは住宅や病院などでいっぱいでした
直ぐ近くに流れる志津川です
この津波は川を遡りさらに山の方にまで到達しました
ここまで付近の様子を一部分ですがご覧いただきましたが
お気づきになったでしょうか?
工事などをしている様子が無いんです
行ったのが日曜だったので当然なのかもしれませんが
重機や資材などを置いている場所が近くに見当たりませんでした
震災から3年経ってもがれきを撤去して、あとはそのままという感じです
どのように復興していくか地権者や地元住民が合意を取れないのかも知れません
お亡くなりになった方も多いと思います
行政と意見が合わないのかも知れません
ここには戻りたくない、戻れないと思っている人達も多いでしょう
他の地域はそれなりに復興が進んでいるのを見ると複雑な感じです
先ほどの志津川を遡ると地元で商店をやっていた人たちが集まって出来た
仮設商店街がありました
名物の海の幸を中心に色々なお店が出来ています
被災地へ観光に来る人向けかな?と思っていたのですが
学校近くにある様な文房具屋や
いわゆる町の電気屋さんがあったりして
地元の人っぽい方々が買い物に来ていました
被災前の南三陸町2009年ごろの物です
被災後の南三陸町
まるで戦争でもあったかのような光景です
商店街近くに震災資料館の様なものがありまして
当時の地元の様子が写真で紹介されていました
2011年当時随分とネットやテレビで見ましたが
改めて見ると胸に迫るものがあります
何か当時の資料が手に入らないか?と思い
もう一度商店街へ行って見つけた写真集です
地元の河北新聞発行のものです
教室に置いてありますので、興味ある方は是非レッスン時に見ていって下さい
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